高木 |
さて浅川さん、前回のおうちでカフェごはんもなかなか反響があったようですよ。 |
浅川 |
カフェはブームも去って、すでに定着した感がありますのもね。みなさん興味があるはずですよ。 |
高木 |
では、そろそろお料理の実践編に移りましょうか。浅川シェフ、まずは何を教えてくださいます? |
浅川 |
前回の‘スープフェチこぼれ話’で紹介したキャンベルの裏定番、『トマトスープ』と『クリームマッシュルーム』の取り入れ方をご紹介しましょう。このふたつ、実はキャンベルの代表選手なんですよ。何と言っても使いやすい。ここだけの話ですが、有名ホテルやレストランでもソースのベースとして使われているほどですから。 |
高木 |
プロも絶賛、それはすごい!
でもまさか、水を加えて具を加えて、スープにどうぞって訳ではないですよね…。 |
浅川 |
スープで飲んでももちろん美味しいですけれど、それでは能が無い。このふたつのスープは、アメリカでは既によく使われているのですが、料理のソースに最適なんですよ。 |
高木 |
出汁をとって、煮こんで…と、ベースから本格的ソースを作るのは、日常の生活では無理ですもんね。家庭にないものを上手に取り入れる、これは賢い! |
浅川 |
そう、例えばマカロニグラタンやドリアを作る時を思い出してください。小麦粉とバターを炒めてホワイトソースを作るのって、実は結構難しいでしょ? |
高木 |
よく小麦粉がだまになっちゃって困るんですぅ。 |
浅川 |
そんなときにクリームマッシュルームの登場。牛乳を加えて粘度を調節すれば、そのままホワイトソースとして使えますよ。 |
高木 |
えーっ、ミラクル! キャンベルスープって、魔法のソースみたい! |