高木 |
スーパーの野菜売り場でも、輸入野菜をたくさんみかけるようになりましたね。 |
浅川 |
現地と比べると、どうしても値段はちょっと高くなりますね。野菜は鮮度がポイントだから、船便で運べない。どうしても空輸になるから、高くなっても仕方がないんですね。とはいえ、手ごろな値段のものもたくさんありますよ。 |
高木 |
私も料理写真の撮影の時によく、輸入野菜を取り入れます。見慣れない色や形の野菜が加わると、料理がぐっとおしゃれになるんです。家庭で使っても食卓が華やかになるし、みんなの話題も広がるんじゃないかしら…。例えば、これは何という名前?とか、おもしろい形だね、どこで採れるの?とか。 |
浅川 |
そうですよ、高木さん!美味しく、そして楽しくいただくのが料理の基本。ご家庭でも輸入野菜をもっと積極的に取り入れていただきたいですね。それでは早速、いくつか紹介するとしましょう。まずはアンディーブにしましょうか。 |
高木 |
あっ、いいですね、アンディーブ。ちょっと苦みがあって、大人の野菜って感じ。 |
浅川 |
そう、この野菜は苦みが特徴です。先ずは、アンディーブのムニエルから紹介しましょう。たくさんのレモン汁と、適量の塩を入れてさっと茹で、その後、茹で汁にそのままつけておきます。しばらく経ったら絞って水気を切り、食べやすい大きさに切って、小麦粉をつけてムニエルにする。見栄えもするし、美味しいですよ。キリッと冷えた白ワインなどと一緒にいただいてください。 |